建物全体が新しく、広くて綺麗です。

並んでいる袋は採れたてのさつまいもです。

ベルトコンベアーに乗ってきた芋を手に取り土をよく洗い落とし、傷んだ部分やさつまいもの端を一つ一つ手作業で切り落としていきます。

まな板の横にある２つの四角い部分ですが、一つは水を流し芋を綺麗に洗うところ。

そしてもう一つは落とし穴になっていて、余分なところを切り落として入れる・・・・のではなく、「さつまいもの美味しい部分を手にとって落とし穴に落としたほうが商品」になります。

ベルトコンベアーがそのまま流れていく先は、なんと廃棄物ということです。

つまり、必ず手に取ったものしか商品にならないので見落としが絶対に無い！！

お酒造りに限らずですが、普通ですと、ベルトコンベアーに乗って流れている商品を検品して、余分なものを省くという作業をしているイメージがあったのですが、佐多宗二商店さんはその逆で、選ぶという作業をされていたんですね。

徹底的に管理されてました。素晴らしいです！

すぐこのような状態になってしまうそうで。

手作業での大変さがひしひしと伝わってきます。

一次仕込み

二次仕込み

黒いホースのように見えるもので温度を感知し、温度管理をしているようです。

天井も高く、広くて綺麗な完全室内で管理されていました。

この蒸留機の「角度」が味や香りを大きく左右するのだそうです。

右上がり（角度を緩）にすれば、香りは上に登ってゆく性質があるので、香り高くきれいな味わいの焼酎に。

右下がり（角度を急）にすれば、香りだけでなくしっかりとした味わいの焼酎に。

ここには確か、大中小様々な大きさの蒸留機が５つあったとおもいます。