本館は和モダンな感じでしたが、こちらの別館は洋館な雰囲気が漂います。

こちらの楽器のような蒸留機は海外から買い付けてきたもの。確かイタリア製だとおっしゃっておりました。

元々は、アルコール分の少ないものからでも抽出できる性能をもった蒸留機だそうで、特徴としては、もろみに直接蒸気を当てるのではなく外側から熱し、2回蒸留してアルコール分を濃縮します。

上の管部分は銅製で、この銅の部分を通ることで、甘味が少し増すのだそうです。銅イオンの効果恐るべし！

一度蒸留されたものは、また揮発して6つの区切り部屋を少しずつ登っていきます。

中はこんな感じ。

覗いてみると、小さめの穴が空いているのが分かりました。

ここにはこのタイプの蒸留機が２基ありました。

ピカピカでカッコイイ・・・。

少し香りだけを取らせていただいたのですが、本当に綺麗で香り豊か！！

きっと繊細な味わいなのだろうなと想像しながら、お料理との組み合わせを一人思い浮かべておりました。

こちらは８号機。確かドイツ製だとおっしゃっていたと思います。

まだ試行錯誤中とのことでしたが、香りを取らせてもらった中で、私が個人的に一番楽しみにしているのがこの蒸留機です。

全体的に小さいからでしょうか？それとも管が細いからでしょうか？

それとも、蒸留した後の部屋が幾つもに分かれているからでしょうか？

とても香り高く、上品なのに濃厚で良い香りがしました！！今後も要注目です。