旬のもの・お知らせ

2016年08月05日(金)  22:06

お盆休みについて

仕入れや食材の兼ね合いがあり、14日、15日、16日はお盆休みとさせていただきます。

17日(水)から通常営業となります。

よろしくお願いいたします。

2016年02月15日(月)  15:48

2016年 立春朝搾り

P1050804.JPG

2016年、今年も2月4日(木)に行われる「立春朝搾り」をいち早く手に入れるために、福岡県の糟屋郡にある小林酒造さんの元へお手伝いに行ってまいりました。

昨年の様子や、立春朝搾りについての詳しいご説明はこちらをご覧ください→「小林酒造訪問 2015 立春会」

 

少し早く着いたのでウロウロしておりましたら、去年や一昨年の立春朝搾りや試飲会などに私が頻繁に参加しているため、直接のお取引などは無い酒屋さん達も「今年も頑張ってるね!」と話しかけてくださって、繊細なお料理には日本酒の酸の種類を考えて組み合わせると理にかなってるとか、吟醸香の種類とお料理の組み合わせや、この酵母はこういった仕上がりになる傾向にあるとか、後は色々な興味深い裏情報も・・・

実際に組み合わせて試すだけでは膨大な時間と無限の組み合わせがあるので、今回のようにその道を極めている方々が集まり、多方面からお話されているのを聞くことは本当に参考になります。

早起きは三文の得とはよく言いますが、早起きというより徹夜で、三文というより大判小判をたくさん持って帰ってまいりました。

詳細は後ほど。

 

まずは会議室に一同集まり、杜氏さんや営業部長さん、そして社長さんのお話がありました。

萬代さんの立春朝搾りは、一昨年までは山田錦100%で造っていたのですが、去年から地元のお米「夢一献」を78%掛米にして造るようになり、今年はその夢一献をより上手く活かせるようになった(今までこうだというのが常識だったが試しに反対のことをやってみたらより良いものが出来、実はこうだった)、と話されておりました。

実際の味わいも、去年よりバランスがよく、より洗練されたものに仕上がっていたと思います。

 

そして去年と違って一番最初に目に留まったのは、こちら

P1050778.JPG

去年はこんなに気合入ってなかったと思うのですが・・・(大変失礼)

よく写ってはおりませんが、暗闇の中キラキラとライトアップされておりまして、「立春朝搾りもだんだんと皆様に広まっているようなので、このような撮影ブースを設けてみました」と言っておられました。

実際に、九州で立春朝搾りを担っている蔵元さんは、西の関さんと萬代さんだけなのですが、この2つの蔵元さんだけで造り、酒屋さんを通して九州や全国に出荷しているのですから凄いことだと思います。

せっかくなので、明るくなった帰り際に撮っていただきました(すみません、恥ずかしいので画像は小さめです)

P1050803.JPG

記念に10升瓶を持たせて頂き、前掛けが似合うね~とのカメラマンのリップサービスにご満悦顔です。

そういえば、記者や報道の方と思われる方々がいらっしゃってパシャパシャと撮っておりましたので、いつ捉えられても良いようにあからさまな一生懸命顔をキープしたままの作業となりました。

P1050785.JPG

本年一年皆様のご健康とご繁栄を祈願し、これら全てにラベルを貼っていきます。

P1050789.JPG

P1050792.JPG

P1050797.JPG

手貼りで仕上げるため、このような木の器具に固定して皆でせっせとラベルを貼っていきます。

上のラベルは斜めに貼るので、綺麗に隅々まで貼ろうとすると逆に不細工な仕上がりになってしまうことは去年までに習得しておりましたので、上下をピッピと敢えて適当に貼り付け、こなれた感を出しながら次の方にバトンタッチしましたが、飲食店の方はあまり直接お手伝いには来ないそうなので、大体業者さんは皆さん顔見知りなはずで、恐らく私が一番の新参者です。

去年は寒さで下を向くと鼻水が出そうになるのを必死に堪えながらの作業でしたが、今年は少し余裕がでてきました。

その余裕ついでに、今年は萬代さんに「仕込み水を特別に分けてほしい」と駄目元でお願いしておりました。

お酒造りの命とも言える仕込み水を分けて頂き、お料理に使うということは本当に贅沢なことですが、これでこそ丸喜の立春会でしか味わえないお料理とお酒の会になると踏んでのお願いでした。

お世話になっている酒屋さんもご協力してくださり、交渉の末、杜氏さんが「良いですよ」と言ってくださいました。

_20170115_175506.JPG

記念すべき一枚の写真です。

この2016年の立春会をきっかけに、丸喜の命であるシャリが格段に良く生まれ変わりました!!

立春会は搾ったその日にお食事と共にお楽しみいただくのが目的なので、失敗すれば全てシャリを捨て一から炊き直さねばならず限られた時間の中でのチャレンジでしたが、炊きあがり酢を合わせたそのシャリは、今までで食べたどのシャリよりも美味しく炊けており、添加されていない酢の香り、そのものの味わいがより引き立っただけでなく、寿司ならではの絶妙なお米のパラパラする仕上がりに、大将と二人でひたすら感動しておりました。

その差は一目瞭然。

いつもパラパラな赤酢でシャリを握っている大将が、「更にパラパラしてて握れない・・・」と(米酢のシャリは砂糖が入っているので粘りがあり握りやすいのですが、赤酢は握りにくいのです。同じ分量ですがその赤酢のシャリより更に握るのに技術を要する様子でした)

すぐに杜氏さんへお手紙を書き、更なる交渉と酒屋さんの熱心なご協力の上、萬代さんの完全なご好意で当店にだけ特別に、天然の湧き水を濾過した萬代さんの仕込み水を定期的に送って頂けることになりました。

このようにして丸喜のシャリは水にもこだわり、萬代さんの仕込み水で贅沢に研いで炊き上げることで皆様にご提供することができています。

P1050810.JPG

小林酒造さんをはじめ、この度ご協力してくださった皆様にこの場を借りて厚くお礼申し上げます。

また、今後ともお客様に精一杯ご提供できるよう頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

最後に、去年の立春朝搾りの様子を読んでくださった方は気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

・・・・。

ジャーン!

P1050781.JPG

そう、萬代さんの炊き出し朝ごはん!

P1050799.JPG

ちゃんと撮りたかったのですが、寒くて手もかじかんでおり、冷めないうちに美味しくいただきました。

寒い朝にこれが出てくると本当に来て良かったなと思うわけです。

寧ろ、夜中行きの車の中ではこの御飯を目標に頑張って運転していると言っても過言ではありません。

帰りは割らないように慎重に、でもスピーディーに持って帰ってきておりますので、来年もご都合が合う方は是非、丸喜の立春会にご参加くださいませ。

 

 

2016年01月14日(木)  18:41

2016 立春会のご案内

P1050351.JPG
今年も平成28年2月4日(木)19時から、立春会を開催したいと予定しております。

 

昨年ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
創業以来の初イベントではありましたが、皆様のおかげで、平日であったにも関わらず満席で新年の御祝いを無事皆様と一緒に迎えることができました。
「立春朝搾りとは」立春の朝に搾りあげた、究極のしぼりたて縁起酒です。
詳しくは、上のリンクから昨年の立春会と蔵訪問の様子をご覧ください。

 

本年の内容としましては、
・参加費お一人様、一万円(税込み)となります。
・萬代立春朝搾り 純米吟醸 生原酒720mlをお一人様に一本ずつお渡しいたしますので、そちらと一緒にお料理・お寿司を楽しんでいただけたらと思います。(その他のお飲み物代は別代金となります)
1月25日までに必ず御予約をお願いいたします。
・当日は18時50分までに御来店をお願いいたします。
 
今回は昨年の反省点も踏まえまして、カウンターのみの先着8名様とさせていただきます。
当日は御予約のお客様のみの、貸切営業となります。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。

【1/15日追記】ありがとうございます。満席となりました。

本年、皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
2015年12月26日(土)  15:22

年末年始の営業について

今年最後の週の日・月曜日は休まず営業いたします。
31日(木)は、おせちのお引き渡しのみで、営業はしておりませんのでご了承くださいませ。
新年の営業は、1月5日(火)からとなります。

【営業日スケジュール】

12月27日(日) 通常営業

     28日(月) 通常営業

     ・
   ・
    31日(木) 休業日(おせちのお引き渡しのみ)

 1月 1日(金) 休業日

   ・
   ・
   ・
 1月 5日(火) 通常営業

皆様にとって、健康で明るく楽しい一年でありますようお祈りしております。
来年からもよろしくお願い申し上げます。

2015年11月03日(火)  11:21

【数量限定】 2016年 おせち

_1020857.jpg

※写真は去年のものです。2016年のものとは多少異なります。

 

今回は人数様別に二種類をご用意しております。

12月19日までの御予約となっておりますが、数量限定となっておりますので、締切日前であってもお受付できない場合がございます。

会員様、常連様は優先してお受け付けております。お電話や店舗にて、直接ご相談くださいませ。

全て一人で丹精込めて、一品ひと品を創りあげており、品質維持のために数量を敢えて制限しています。ご理解の程、よろしくお願いいたします。

 

【内容】三十一品 予定

一、車海老艶煮
二、胡桃田作り
三、紅白なます
四、甘鯛かまぼこ
五、数ノ子
六、いくら柚子釜盛り
七、丹波黒豆
八、栗金団
九、百合根金団
十、鯛昆布巻き
十一、鮭昆布巻き
十二、村雨玉子
十三、カステラ
十四、蒸し鮑
十五、黒毛和牛ローストビーフ
十六、合鴨ロース煮
十七、帆立旨煮
十八、松風
十九、椎茸真丈
二十、酢蓮根
二十一、子持ち鮎甘露煮
二十二、慈笠万頭姿見立て
二十三、海老芋
二十四、唐墨
二十五、穴子八幡巻き
二十六、赤ムツ西京焼き
二十七、鰆西京焼き
二十八、鰤鍬焼き
二十九、蛸柔らか煮
三十、竹ノ子
三十一、梅人参、手鞠麩

 

■2人前 24,000円(税別)

■3人前 30,000円(税別)

 

12月31日の夜に御来店頂き、お持ち帰りをお願いいたします。

重箱返却のご協力をお願いいたします。

年末の仕入れの状況により、献立内容を変更せざるを得ない場合があります。ご了承くださいませ。

今日の予定